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【体験談】職業訓練をおすすめする7つの理由を解説

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悩んでいる人

職業訓練の受講を考えているのですが、受講にはどんなメリットがありますか?

こんな疑問にお答えします。

ともすぎ

この記事を書いている私は、2020年1月から3ヶ月間、ECサイト運営を学ぶ職業訓練を受講した経験があります。その後、無事に未経験からデジタルマーケティングを支援する企業に転職し、主に広告運用やサイト改善の業務に従事しております。

本記事の内容
  • 職業訓練とは?おすすめのコースは?
  • 職業訓練のおすすめのポイント7つ紹介

結論から言うと、
職業訓練校は本当におすすめできます。

僕自身、職業訓練校に3ヶ月通い、
メリットを多く感じたので、体験談も交えて解説していきます。

訓練を受けると仕事の視野広がります。
異業種への転職を考えている方は特に参考にしてみてください!

それではいきましょう!

職業訓練とは?おすすめのコースは?

概要

職業訓練とは、再就職をするにあたり必要となる知識や技術を習得するための訓練のことをいいます。(通称、ハロートレーニングといいます。)

対象者は、働こうとする方、働く方すべてです。

  • 就職を目指す方
  • 失業中の方
  • 働きたいのにキャリアが少ない方

障害を持つ方、学卒者、スキルアップを目指す在職者向けの訓練もあります。

受講までの流れ

ハロートレーニングを受講する流れは下記の通りです。

  1. ハローワークに求職の申し込み
  2. 職業訓練の申し込み
  3. 面接、筆記試験(これらが不要な訓練もあります)
  4. 受講斡旋
  5. 受講決定、受講開始

受講斡旋とは、
ハローワークが受講希望者との相談を通じて、以下の判断をすることです。

  • 訓練受講が適職に就くために本当に必要かどうか
  • 訓練を受けるために必要な能力があるかどうか

要するにハローワークが、訓練を受けるに値する人ですよ、というのを独自に判断するということですね。

受講への高い意欲と、必要最低限の能力(たとえば簡単なPCスキルなど)を有していれば、基本的にこの項目は問題なく通過すると思います。

ハロートレーニングの種類

ハロートレーニングは2種類に大別できます。

公共職業訓練(離職者訓練)

雇用保険を受給できる方が対象

施設内訓練委託訓練の2種類がある

※施設内訓練とは国や都道府県独自の訓練施設のことで、
委託訓練とは都道府県が委託した民間訓練機関等のことです。

求職者支援訓練

雇用保険を受給できない方が対象

・民間訓練機関等が厚生労働大臣の認定を受けて行う

※ハロートレーニングにはその他にも、在職者訓練、学卒者訓練、障害者訓練がありますが、本記事では詳細は割愛します。

僕は、公共職業訓練(離職者訓練)の委託訓練を受けました。

コースの種類

  • IT系(プログラミングなど)
  • 事務系
  • 製造、建設
  • 介護
  • サービス
  • 住宅系  etc…

などなど他にもあり、本当に多種多様です。
ちなみに僕はIT系のECサイト運営を学ぶコースを受講しました。

受講費用

基本、無料で受講できます
ただし、テキスト代は自己負担です。
※在職者や学卒者の方を対象としたハロートレーニングは有料。

訓練期間

離職者向けの訓練は2〜6ヶ月のものが多いですが、
1年〜2年間の訓練もあります。※在職者向けの訓練は、2~5日ほど。

おすすめのコース

前提として、当たり前のことですが、
次に向かいたい職種に関連するコースを選ぶのが最適だと思います。

ただ、その中でも僕がおすすめするのはIT系です。
たとえば、プログラミングスクールに通えば受講料が数十万円はかかりますが、職業訓練では、ほぼ無料でそのスキルが手に入ります(教科書代のみ)。
コスパ最強です。

※ただし、IT系は人気があり、応募倍率が高くなる傾向にあります。

いないとは思いますが、
手当欲しさに受講を決めるのは絶対にやめましょう。
なぜなら、職業訓練は基本毎日あるので、受講の動機が不純だと続かないからです。
ちゃんと出席しないとお金が支給されず(1日単位で判断)、全体的に高い出席率を求められます。

職業訓練のおすすめのポイント7つ紹介

ポイント1:無料で受講できる

訓練の概要のところでお伝えしましたが、
無料で受講できるというのは最大のメリットではないでしょうか。

別途テキスト代はかかりますが、トータルで見るとコスパ良すぎですね。

ちなみに僕が受講したコースだとテキスト代は1.5万円くらいでした。
交通費も支給されましたし、受講手当(日額500円)も出ていました。

ポイント2:受講中は雇用保険がもらえる

雇用保険が受給対象の方の場合です。

※雇用保険を受給できない方には、一定の要件を満たせば受講中の生活費等が支給される制度があります。

お金をもらいながら勉強ができるので、
生活費の心配をすることがなく、心が安定します

ポイント
  • 自己都合で退職した場合の「待機期間」を経過せずとも手当が支給される
  • 受講期間中は雇用保険の給付が延長される

また本来、失業認定のために定期的にハローワークに行かなければなりませんが、職業訓練受講中はその必要がありません。

ポイント3:資格試験対策の授業がある

これは僕が受講したコースの体験談になりますが、資格試験対策の授業がありました。

不明点を先生に質問できたりして効果的に勉強ができ、
訓練期間中に2つほど資格を取りました。

ポイント4:就職活動対策がある

具体的には以下の授業がありました。

就職活動対策まとめ
  • 履歴書、職務経歴書対策
  • 面接対策
  • 個別面談

プロの講師の方に履歴書などの書き方や面接のポイントを教えてもらえます。
時間がかかる履歴書などの作成を、授業の時間で完成させることができます。

ポイント5:履歴書に職歴として記載できる

履歴書にかけることもメリットですね。

たとえば、
離職後の空白期間何をしていたのか?という疑問も生まれなくなります

訓練に通い能動的に勉強していたと言うことができれば、
面接でもポジティブに捉えられやすいでしょう。

ポイント6:人脈が広がる

人脈は確実に広がります。

就職活動の情報共有ができるのがまずメリットですし、
友達になったり、恋人になったり、仕事に繋がる可能性もあります

余談にはなりますが、
訓練校で知り合って結婚までいったという話も実際耳にしたことがあります。うらやましい。あ、これは不純な目的ですね。

ポイント7:規則正しい生活リズムになる

これは意外と大切なことじゃないかと思うのですが、強制的に規則正しい生活が送れます。

就職活動のときに、自堕落な生活をせず規則正しく訓練に通っていましたとアピールできますね。
企業としても、すぐに働ける状態にある人が欲しいはずなので。

まとめ

いかがだったでしょうか。

職業訓練について、概要とおすすめのポイントをまとめました。

繰り返しになりますが、結論、
職業訓練はかなりおすすめできます!

  • 専門的・実践的なスキルを身につけたい
  • やりたい仕事はあるが経験やスキルがない

という方はぜひ受講を検討してみてください!

それでは、また!