GTM（Googleタグマネ―ジャー）でYouTubeの再生回数を計測する設定はどのように行うのでしょうか？
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- GTMでのYouTube再生回数の計測設定手順
この記事を書いている私は、未経験からデジタルマーケティングを支援する企業へ転職し、主に広告運用・Webサイト分析業務に従事しております。分析の際にはGoogleアナリティクスを使用することが多いです。当ブログでは業務で得た知識や経験を発信しています。
GTMでのYouTube再生回数の計測
概要
サイトに埋め込んだYouTube動画の再生回数の計測方法をご紹介します。
設定はGTM（Googleタグマネージャー）で完結し、確認のためGAを使用します。
GTMでは「変数」、「トリガー」、「タグ」の設定をします。
手順を追って解説します。
GTMでのYouTube再生回数の計測設定手順
変数設定
手順１：下記の順番で選択していきます。
GTMのワークスペースで①「変数」を選択します。
次に、組み込み変数の②「設定」ボタンをクリックし、右下の「組み込み変数の設定」タブを表示します。
そして③「動画」の各変数を選択します。
トリガー設定
手順２：GTMのワークスペースから①「トリガー」を選択し、②「新規」ボタンをクリックします。
手順３：手順２の②「新規」をクリックすると下記ページが表示されます。①「トリガーの設定」から②「YouTube動画」を選択します。
手順４：手順3の②「YouTube動画」をクリックすると、トリガーの条件設定ページが表示されます。①～⑥の順で、設定していきます。
- 分かりやすい名前を入力します。
- 「開始」を選択します。
- チェックを入れます。
- 「コンテナの読み取り（GTM.js）」を選択します。
- 「すべての動画」を選択します。
- 「保存」をクリックします。
タグ設定
手順５：GTMのワークスペースから①「タグ」を選択し、②「新規」ボタンをクリックします。
手順６：トリガーをクリックし、先ほど【トリガー設定】で作成した「動画視聴計測（開始）」トリガーを選択します。
手順７：①「タグの設定」をクリックし、タグタイプで②「Googleアナリティクス」を選択します。
手順８：② 「Googleアナリティクス」をクリックすると、下記ページが表示されます。①～⑨の順に設定をしていきます。
- 分かりやすい名前を入力。
- 「イベント」を選択。
- 分かりやすい名前を入力。
- ｛｛Page URL｝｝を選択。
- ｛｛Video Title｝｝を選択。
- 「真」を選択。
- チェックを入れる。
- GAのIDを入力。
- 「保存」をクリック。
公開
手順９：タグが発火しているかプレビューモードで確認してから「公開」します。
確認
手順１０：最後に、GAの「行動＞イベント＞概要」に正常に反映されているか確認します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、GTM（Googleタグマネージャー）でのYouTube再生回数の計測の設定手順について解説しました。
是非参考にしてみてください！
それでは、また！
