Webマーケティング

ウェブ解析士とは?資格の概要と取得メリットを解説【勉強のポイントも公開】

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悩み人

ウェブ解析士ってどんな資格なんでしょうか?取得すると良いことはありますか?

このようなお悩みを解決します。

ともすぎ

そういう私ですが、実務未経験の状態から、約2ヶ月の独学でウェブ解析士資格を一発取得しました(2019年12月取得)。

本記事の内容
  • ウェブ解析士資格の概要
  • 資格取得のメリット・デメリット
  • 勉強のポイント解説

ウェブ解析士は、業界外ではあまり認知度の高くない資格ですが、業界の中ではわりと有名な資格だと思います。
WEBマーケティング関連の資格といえば、まず名前が挙がってくるのではないでしょうか。
そんなウェブ解析士資格について、今回はご紹介していきます。

では早速、資格の概要から見ていきましょう。

ウェブ解析士資格の概要

ウェブ解析士とは、簡単に言うとWebマーケティングに必要なスキルを体系的に学べ、外部に証明することができる民間の資格です。

ウェブ解析士の階級

ウェブ解析士では、下記3段階のカリキュラムが用意されています。

  1. ウェブ解析士
  2. 上級ウェブ解析士
  3. ウェブ解析士マスター

番号が大きくなるにつれ応用知識や幅広い知識が求められ、取得の難易度が上がっていきます。

ざっくりまとめると、

ウェブ解析士

Webマーケティング、Web解析に関する基礎知識の習得を目指す。
具体的には、
WEBマーケティングの用語、アクセス解析方法、Web解析の課題発見と改善の基礎。

Webマーケの基礎を学ぶイメージですね。
Webマーケ業界に転職を考えている方、また既に従事しているけど仕事に就いて間もない方、知識に不安のある方は勉強になるかと思います。

上級ウェブ解析士

Webマーケティング、Web解析に関する応用知識の習得を目指す。
具体的には、
KPIの設定、Webマーケティング計画の設計と立案、分析結果の課題抽出と改善提案。

これはクライアントや上長にWebマーケ計画の設計立案と改善提案ができるレベルですね。

ウェブ解析士マスター

Webマーケティング、Web解析に関する教育研修のためのスキルと知識を習得して、自らが講師として独自に講義を開設し、教育機関や企業で認定講座の講義と指導を行うことを可能にすることを目指す。

要するに、基礎から応用になり最終的には教育する立場になれるよ、ということですね。

これ以降は主に、私自身も保有していて未経験でも取得がしやすい「ウェブ解析士」の資格について解説していきます。

資格取得のメリット・デメリット

メリットその1:知識の習得

これは言わずもがなですが、Webマーケティングの知識を習得することができます。
公式テキストは約400ページあり、情報量がとても多いです。

  • CVRやCPAなどの基礎用語の意味や計算方法
  • SWOT分析などの環境分析のフレームワークの説明
  • GoogleアナリティクスやGoogle Search Console、GTM(タグマネージャ)などのキャプチャ画像の挿入、基本的な見方について
  • リスティング広告などのWeb広告について  etc…

などなど、Webマーケティング全般のたくさんの知識が学べます。

メリットその2:知識を有する者としての証明

ちょっとかっこよく言ってしまいましたが、知識を持っていることを対外的に証明することができます。
国家資格ではないですし、Webの世界は資格を持っていないと業務ができない訳ではないですが、名刺に資格名を記載すれば、クライアントに安心感・信頼を与えることができます。
また、転職活動をされている方は、履歴書に書くことで企業にアピールすることも可能ですね。


私の場合、職業訓練校で講師だったWebマーケティングに携わる方に、資格を持っていると明かした時は驚かれました。

メリットその3:転職や案件の紹介

ウェブ解析士の試験に合格すると、会員番号が付与されて会員専用ページにログインできるようになります。
その中の「転職・案件紹介」のところで仕事が紹介されています。


こういったものが利用できるのもメリットですね。

デメリット:費用面

デメリットとして挙げるとするならばやはり、お金がかかるということでしょうか。
ウェブ解析士」資格の主な費用を下記にまとめます。

  • 公式テキスト:4,400円(税込)
  • 初回試験:17,600円(税込)
  • 再試験:12,100円(税込)
  • 年会費:6,600円(税込)
  • 認定講座:11,000円(税込)

認定講座は任意ですので、独学で試験に1発合格できれば、
公式テキスト代+初回試験代の22,000円(税込)で取得できます。


ただ、取得した年の次の年から年会費がかかり、毎年フォローアップテストがあります。このテストに合格しないと資格が剥奪されます。
テストは落ちても毎月受けることができるみたいなので、よっぽどだとは思いますが。

Webマーケティングというトレンドの移り変わりが激しい業界で、このように毎年フォローアップがあるのは私的には嬉しいのですが、人によっては面倒くさいと感じるかもですね。年会費もかかりますし。

以上がデメリットになります。

勉強のポイント解説

最後に勉強のポイントを解説します。

結論から言ってしまえば、

  「公式テキストを徹底的に読み込む

この一言に尽きてしまうのですが、試験の数ヶ月前から少しづつ読み進めていくことをオススメします(短期間での詰め込みは危険)。
2〜3ヶ月前くらいから始めるのがベターでしょうか。

詳しくは以下のページにまとめてあるので良かったら見てみてください。

まとめ

ウェブ解析士の資格についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

これからWebマーケティングの仕事をしたい方、業界に転職したい方、スキルアップしたい方などにとって、ウェブ解析士資格はとても勉強になると思います。

また、毎年フォローアップもあり、トレンドに沿った勉強ができるので、その点でもオススメです!
興味のある方は是非取得してみてはいかがでしょうか。

それでは、また!