Googleアナリティクスを使ってどのように分析するのでしょうか?
こんな疑問にお答えします。
- Googleアナリティクスの分析手法
- Googleアナリティクスの分析で見るべきレポート13例
この記事を書いている私は、未経験からデジタルマーケティングを支援する企業へ転職し、主に広告運用・Webサイト分析業務に従事しております。分析の際にはGoogleアナリティクスを使用することが多いです。当ブログでは業務で得た知識や経験を発信しています。
Googleアナリティクスの分析手法
分析をする際に使用するのがレポートとカスタムレポートになります。
まずはその概要について簡単に触れたいと思います。
レポート
レポートの種類は5つあります。
- リアルタイム
- ユーザー
- 集客
- 行動
- コンバージョン
今回は、このレポートの中で特に見るべきレポートの例を解説していきます。
各レポートの詳細は以下の記事にまとめていますので、併せてどうぞ。
カスタムレポート
カスタムレポートはその名の通り自分でカスタマイズが可能なレポートになります。
カスタムレポートは「カスタム」というメニューの中の1つです。
カスタムには4種類あります。
- マイレポート一覧
- カスタムレポート
- 保存済みレポート
- カスタムアラート
詳細は割愛しますが、気になる方は詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。使い方も解説しています。
Googleアナリティクスの分析で見るべきレポート13例
リアルタイム>概要
リアルタイムでアクセスしている人数やページが確認できます。
リアルタイムレポートを見るとユーザーの現在の行動が見えてきます。
トレンドなど、アクセスが急増したときなどの確認に使用します。
ユーザー>ユーザーフロー
ユーザーが最初に訪問したページからのページ遷移が分かります。
サイト内でユーザーがどういう行動をしているのかが把握できます。
ユーザー>ユーザー属性
ユーザーの年齢や性別が分かります。
想定外の隠れた重要なセグメントも見つけることができるかもしれません。
ユーザー>モバイル>概要
各デバイスのアクセス状況が分かります。
各デバイスでサイトの見え方が全く違いますし、特徴も異なるため、ユーザーの行動傾向も変わってきます。
デバイスに合わせて分析・改善することが必要になってきます。
集客>すべてのトラフィック>チャネル
広告からの流入なのか、自然検索からの流入なのかなど、流入元が分かります。
チャネルでは流入経路をグルーピングした情報で確認することが出来ます。
集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア
先ほどのアクセス元をさらに細かく確認することができます。
もし、自社サイトがSNS集客に力を入れているのなら、SNSが訪問に結びついているかを確認することができます。
集客>ソーシャル>ユーザーフロー
各SNS経由での流入から、サイトのどこにランディングし遷移しているかの流れを知ることができます。
行動>概要
行動関連のレポートは、1番見る機会が多いレポートになります。
ここでは全体のPV、平均滞在時間、直帰率などの重要なデータが分かります。
さらにサイト全体の離脱率やよく見られているページの一覧を知ることができます。
行動>サイトのコンテンツ>すべてのページ
全ページのPV、平均滞在時間、直帰率などが分かります。
PV数や直帰率・離脱率を確認しながら、ページごとの課題点の抽出から改善へつなげます。
行動>サイトのコンテンツ>ランディングページ
ランディングページ(最初に閲覧したページ)ごとの状況を把握することができます。
直帰率やコンバージョン率(CVR)を把握し、課題点のあるページを改善します。
行動>サイトのコンテンツ>離脱ページ
離脱率が高いページが分かります。
離脱率が高いページは改善する候補になります。
行動>サイトの速度>概要
読み込み時間やサーバーの応答時間などの表示速度関連のデータが見られます。
どこの数字が大きいかで表示速度改善のヒントになります。
行動>サイトの速度>速度についての提案
各ページの平均読み込み時間やPageSpeedスコアが確認できます。
レポート内の「PageSpeedの提案」をクリックすると、表示速度のスコアを確認できる、PageSpeed Insightsに遷移します。ページ表示速度はSEOに影響します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はGoogleアナリティクスの分析手法として、見るべきレポートの例を13例挙げて具体的にご紹介しました。
Googleアナリティクスにてサイト分析をされる際はぜひここのポイントを参考にしてみてください!
それでは、また!