人気があり評価が高い自己啓発の本を探しているのですが、おすすめはありますか？
自己成長につながる本が読みたいです。
このような疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、読書が日課というほど大量の本を読んでいます（月８〜１０冊ほど）。自己啓発本はもちろん、小説や技術書、実用書まで様々なジャンルを網羅しています。
- ビジネスマン必見！人気の自己啓発本１０選
- まとめ：本は読んだらアウトプットしよう！
突然ですが、みなさんは月に何冊の本を読みますか？
１冊ですか？２冊ですか？それともほとんど読みませんか？
文化庁による全国１６歳以上の男女を対象とした調査（２０１９年２月〜３月）によると、以下の結果が得られたそうです。
１か月に大体何冊くらい本を読むかを尋ねた。
出典：平成 30 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要（文化庁）
「読まない」が 47.3％、「1，2 冊」が 37.6％、「3，4 冊」が 8.6％、「5，6 冊」と「7 冊以上」がそれぞれ 3.2％となっており、1 冊以上読むと答えた人の割合が 52.6％である。過去の調査結果（平成 20，25 年度）と比較すると，余り変化は見られない。
この結果からみなさんはどのような感想を持つでしょうか。
全体の約半分も読んでいないのか、と思うのか、
それとも、
半数以上の人は読んでいる、と思うのか。
一方で、世の中の成功している経営者や成果を出しているビジネスマンには、「大量に読書をしている」という共通点があります。
先ほどの調査の結果も踏まえて、これをどう捉えるでしょう？
自分の意識の持ち方、捉え方によって今後の人生は大きく変化します。
読書は、新しい知識を得られるだけでなく、世界を広げてくれます。
今回は、人生を大きく変えうる評価の高い自己啓発の本をご紹介していきます。前置きが長くなってしまいましたが、それではいきましょう！
ビジネスマン必見！人気の自己啓発本１０選
７つの習慣
自己啓発本といえば、まず名前が上がってくる歴史的名著です。
全世界で販売部数がなんと３０００万部超えという驚異的な数字で、
２０世紀に影響を与えたビジネス書の１位に輝いています。
また、著者スティーブン・R・コヴィーは、「タイム」誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人２５人の１人に選出されました。
本書を実践すると、確実に人生は豊かなものになっていくでしょう。
しかし、それは簡単なことではありません。
繰り返し何度も読み込みながら、実践し改善をしていくものです。
人生をより良くしていきたい方には必読の１冊です。
みなさんの「人生の１冊」になること間違いありません！
嫌われる勇気
フロイト、ユングらと並び、心理学の三大巨頭と称される、アドラーの思想を凝縮した１冊です。
人生の悩みを消し、幸福に生きていくための具体的な方法が分かります。
物語は哲人と青年の対話で進んでいき、アドラーの思想を受け入れず反発する青年が、哲人の言葉で変わっていく様子を描いています。
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに、
この世界の真理ともいうべき答えが提示されます。
哲人もさることながら、青年も手強い！
白熱した討論に引き込まれます！
ブランド人になれ！
リクルート、ライブドア、LINE、ZOZOなど、誰もが知っている有名企業で活躍されている、田端信太郎の著書です。
このように最先端の企業に引き抜かれ続けているのは、本書のタイトル通り、田端さんというブランドが確立されているからに他なりません。
会社に依存するのではなく、
個人で仕事をする時代がもうそこまで来ています。
そんな時代だからこそ、今の会社ですべきこと、やるべきことを提示してくれています。
自分のブランドを打ち立てろ！という強いメッセージが印象的です。
才能の正体
あのビリギャルの著者であり、塾長として数多くの子供たちを指導してきた坪田信貴さんの１冊です。
坪田さんは才能は誰にでもあると断言しています。
本書で、才能とは何なのか？才能の見つけ方や伸ばし方が分かります。
本書を読むと自分の可能性を信じることができるようになりますよ！
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
のべ数百万人に読まれたブログ「分裂勘違い君劇場」の著者ふろむださんのデビュー冊です。
実力を磨くよりもはるかに人生を好転させるもの、
それは「錯覚資産」だといいます。
錯覚資産とはそもそも何なのか、悪魔のようなその力を使いこなし、
人生を豊かに生き抜く方法を見い出すことができます。
目からウロコの衝撃作です。心理学がベースになっており、内容に説得力があります。
革命のファンファーレ
お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣さんの著書であり、
「読者が選ぶビジネス書グランプリ２０１８」で見事総合第１位に輝いた話題の１冊です。
西野さんといえば以前、絵本「えんとつ町のプペル」の無料公開で話題になりました。その裏側の戦略や、そこから体験した成功と失敗。
これらの理由と原因を掘り下げながら、
この大改革時代の１歩２歩先も見据えていらっしゃいます。
やりたいことが見つからないという方には是非読んでほしい本です。行動を起こすためのヒントが得られますよ！
死ぬこと以外かすり傷
幻冬舎の敏腕編集者、箕輪厚介さんが執筆した１冊です。
目まぐるしく変わるこの世の中で生き残っていけるのは、
新しいことを受け入れ、変化を楽しめる人間であると箕輪さんはいいます。
そんな激動の世の中をどう生きていくか、
真剣に考えるきっかけを与えてくれるキレ味鋭い内容になっています。
タイトルにもあるように、死ぬこと以外はすべてかすり傷だと思って動き出せる人は無敵ですね。今すぐ行動を起こしましょう！
ゼロ秒思考
こちらは元マッキンゼーの赤羽雄二さんが書いた本です。
頭が良くなるシンプルなトレーニングという副題にある通り、
現状を瞬時に認識し、課題を整理し、解決策を考え、意思決定できる思考、いわゆるゼロ秒思考の脳になれる、具体的なトレーニング方法が紹介されています。
そのトレーニング方法とは、
思考を紙に書き出すという作業を毎日行う、ただそれだけです。
すごくシンプルなものですが、一度やってみると効果バツグンです。
仕事のパフォーマンスを上げたい方は、是非読んで実践してみてください！
筆者も毎日実践していますが、思考が整理されてアイディアも浮かびやすくなるので、オススメのトレーニングですよ！
Search Inside Yourself（サーチ・インサイド・ユアセルフ）
Googleの研修で実際に取り入れられている能力開発プログラムをまとめた本です。自己認識能力、創造性、人間関係力を高めるアプローチにより、
仕事と人生を大きく飛躍させることを目的としたプログラムです。
行うトレーニングは、「マインドフルネス瞑想」というものです。
瞑想と聞いてなんだかスピリチュアルだな、と思われたかもしれませんが、そんなことはなく、科学的な根拠もある実践方法です。
仕事のパフォーマンスを上げたい、人生を変えたいと思っている方は是非読んでみてください。
マインドフルネス瞑想をやると心が落ち着き、思考がクリアになります。
筆者も毎日実践し、効果を実感しています。
生き方
京セラや第二電電（現・KDDI）を創立した稲盛和夫さんの著書です。
１３０万部を突破したロングベストセラー本で、とても有名な１冊です。
人間としての正しさを追求するという、単純ではありますが力強い指針を持つことの重要性を説いています。
稲盛さんの生き方に触れることで、
自分自身のこれからの「生き方」を考えるきっかけになります。
人生の判断に迷ったとき、本書に立ち返ることで、その迷いは消え去るでしょう。
まとめ：本は読んだらアウトプットしよう！
いかがだったでしょうか。
今回は、ビジネスマンには特に必見の、評価が高い人気の自己啓発の本をご紹介しました。
どれも甲乙つけがたいほど内容が濃く素晴らしいしい本ばかりなので、
間違いなく、読んで損はありません。
ただ、読んだだけではほとんど効果が得られず人生も豊かにはなりません。
日々のちょっとしたことで良いので、
実践を重ねることで本来の力を発揮していきます。
読書はアウトプットとセットなのです。
読書を通じて人生をより良くしていきませんか？
それではこの辺で、有意義な読書ライフを！
